不思議な郵便物(完結編)
お待たせしました。前回の書き込みからかなりたちましたが、実は書き込みをさぼっていただけです。
翌日、その荷物を受け取ってもらったところ、真の差出人がわかりました。
それは、私がかつて法律相談を担当した方でした。それで、急いでその方に電話をしてどういうことなのか、聞き出しました。
その人は自分自身の名前を封筒に書いて送ると、受け取りを拒否されてしまったり、家族から隠されてしまって、渡したい相手に届かないかもしれない、ということで、必ず開封してもらえるよう弁護士からの郵便物ということにしたのだそうです。それで、自分の知っている弁護士は私だけだということで、私の名を使ったのだそうです。そういうことは非常に迷惑なのでやめて欲しい、受取人側でも、当事務所でも大騒ぎになった、ということを伝えると、本気で謝罪してくれました。
今回は関係者全員が許したので問題ありませんが、原則としては、他人の名前を使って文書を作ると私文書偽造罪になることがあるので、読者の方は気をつけてください!