オンライン化される民事裁判の手続き
事務員です。
先日の出来事。
代表者事項証明書を取り寄せるべく法務局のホームページから申請をした際、先輩事務員さんから聞いたお話。
昔は証明書を取り寄せるために毎回法務局へ行かなければならなかったけれど、そんな時代と比べると現在はWebで申請できるものが多くなったため非常に便利な時代になったとか。
なにかと紙での手続きが多いイメージの業界ですが、改めて考えると一昔前と比べ多くの手続きがインターネットから可能になっています。
保管金の納付も、東京地方裁判所では平成17年から電子納付が可能になっています。(ここ2、3年での変化かと思っていたのですが17年前から始まっていました。)
さらに今年の5月18日には改正民事訴訟法が成立。提訴から判決までの手続きをオンラインでできるようになり代理人弁護士についてはオンラインでの提訴が義務化されるとのことです(2025年まで段階的な実施)。
裁判所へ出向く負担が減るため、裁判所から遠い事務所やご高齢のベテラン弁護士の方々にとって非常に便利な制度となるのではないでしょうか。
(打ち合わせや電話のメモをいつも手書きしてしまうアナログな私にとっては、進むIT化についていけるかやや不安です。)